さまざまなアレルギーを持っている人は、仕事をしていく上で支障が出てしまうことも多いのではないでしょうか。症状が出ると自分もつらい上に、職場の人たちにも迷惑をかけてしまいます。そのため、できる限り症状が出ないよう、普段から予防対策を行うことが大切です。
まず初めに、自分のアレルギーの原因、つまりアレルゲンをきちんと知っておくようにしましょう。例えば花粉症の場合、仕事中に鼻水やくしゃみが止まらなくなるのはつらいものであり、なかなか仕事に手がつきません。花粉症にも、さまざまなアレルゲンがあります。自分が何の植物に対してアレルギーが起こるのかを病院で調べてもらい、その花粉が飛ぶ時期は特に気を付けるようにすることです。ほかにも、食べ物・埃・動物・ダニなど、さまざまなものにアレルギーの原因があります。食べ物で症状が出る人は、必ず食品に書かれてあるアレルゲン表示を確認してから食べることが大切です。鶏肉がアレルゲンの人は、鶏肉だけを食べないようにすれば良いわけではありません。お弁当に入れた冷凍食品のミートボールに、鶏ミンチが使われていることもあります。また、鶏ガラのコンソメスープにも注意が必要です。うっかりそういったものを食べてしまい、仕事中に発作が起きては大変なことになります。お菓子類にも注意が必要です。
埃に弱い人は、職場の掃除もこまめにしておきましょう。掃除の際には窓を開けて通気を良くし、マスクを付けて行うことも忘てはいけません。